by デグルミ | |||||
まだ息子が2カ月位の頃、ベビーカーを押しながら歩いていたら、気さくに話かけて下さったある方。 その方もベビーカーに息子とほぼ同じ月齢の赤ちゃん。 話すうちに、誕生日が数日違いの男の子だと分かりました。 息子三か月位の頃、昼夜問わずグズグズとすることが多く、夫の帰りも遅かったりして、 今思えばあの頃、結構追い詰められていたように思います、私^^; 何をしても泣きやまず、二人家にこもっているとどうにかなってしまいそうで、 寝不足の体を引きずりながら、早朝からベビーカーで自宅の周辺をフラフラとお散歩したりしていました。 きっとヒドイ顔をしていただろうなぁ^^; その頃は、よく「やつれたね」 「疲れてるね」と言われていました。 そんな時も早朝に偶然、以前話しかけて下さったママに遭遇しました。 「大変よね~~」と同じ月齢の赤ちゃんを持つ者同士、立ち話をするのですが、 どこか余裕があって、時折見せる笑顔もやんわり優しいのですが、すごく明るくって、嘘がなくて。 よくよくお話を聞くと、なんと4人の男の子のママ!!上の子は中学生とのこと! 道理で貫録というか、底知れぬ母としての余裕と言うか・・・。自信に満ちていたわけです^^; 「もう毎日目が回るほど忙しい~!でもやっぱり赤ちゃんはかわいいわね」 赤ちゃん一人でてんてこ舞い^^;だった私、師匠(笑)の一言に、心が軽くなり肩の力が抜ける思いでした。 もちろん、私が予測できないくらいの苦労、計り知れない悩みもあるのだろうけど、 それを感じさせないパワフルさというか、強さ・・・とうか。小さいことは笑い飛ばすたくましさ。 かっこいいのです。 そのママさんとはご近所ということが発覚し、その後も至る所でよくお会いました。 私を気遣ってくれたり(さすがの余裕!)、押しつけがましくなくお家へ誘って下さったり。 決してよく喋るとか、「ママ友になりましょう!」というオーラも全くなく(笑)いつも自然で・・・。 しおれた向日葵の様に、がっくりとうつむきながら下を向いていた時期、 そのママに偶然会うたびに、いっぱい水をもらったみたいに元気になって、また顔をあげて歩いてました。 頭いっぱいだった悩みもちっぽけな事に思えるほど、そのママの笑顔は大きくて、頼もしかった。 私も頑張ろう、育児をもっと楽しもう、前向きに思えることができました。 太陽みたいなヒトだな。 後で思いました。 そのママは育休後、すぐに職場復帰したので今はバッタリ会うこともほとんどないのですが、 たまに自転車で颯爽と走る姿を、道路越しに見かけたりします。(以前にも増して忙しそう) 今思えば、どんよりオーラが出ていた私を心配して話かけてくれたのか・・・^^; それでも子育てをしていく上で、知らない人の助けや言葉がこんなにも身に沁みるなんて。 「自分でできる」 「一人で大丈夫」と思いがちな私には、新しい発見でもありました。 「一人でできる」ことなんて、何もないのにね^^; 息子のお陰で、また一つ人生勉強できました(笑) 長々と書いた独り言、読んで下さってありがとうございました♪
by mirusuna
| 2010-07-31 09:17
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